モニターライト。それは、おしゃれなガジェット系ブロガーが使っているアイテム。そんな認識があったのは半年前の話だ。多くの人が「なんかおしゃれな間接照明的なやつでしょ?」と思っているはずだ。
もちろん、その側面もある。部屋の明かりを消して、モニターライトだけで写真を撮影すると、かなりそれっぽい雰囲気を出せるのは事実だ。しかし、それだけのために2万も3万もする商品を買う人は稀だろう。

今回、私はBenQ様より、超高級モニターライトである「BenQ ScreenBar Halo 2」の提供を受け、1か月以上ガッツリ試したうえでレビュー記事を書いている。
眼精疲労
モニターライトの最大の魅力は、目の負担を抑えやすい環境を作れるところだ。

通常、我々の目は光の変化に合わせて、常に調整を行っている。モニター自体が放つ明かりと、その周囲の明るさが大きく異なっていると、その明暗差によって目が疲れやすくなる。
図書館や公共施設などのデスクの上には、デスクライトが設置されていることが多い。これは天井の照明だけでは、本を読むときに手元の明るさが足りず、目に負担がかかりやすいためだ。
「暗い中で本を読むと目が悪くなる」。そんなことを言われた経験はあるはずだ。真っ暗な部屋の中でゲームやパソコン、スマホを使い続ける現代人の目は、日々かなり酷使されている。

そんな目の負担を少しでも抑えるためのアイテムが、モニターライトといってもいい。
設置
BenQ ScreenBar Halo 2の設置はシンプルだ。モニターの上部に挟むだけで使用できる。

固定方法はシンプルだが、設置後はしっかりと安定しており、多くのモニターに対応している。
Webカメラを設置するためのスペースも用意されており、必要に応じて両面テープなどで固定すれば、モニターライトとWebカメラを同時に設置することも可能だ。

電源はUSB Type-Cになっており、本体から伸びるケーブルを接続すれば使用できる。使用しているモニターによっては、モニター本体のUSB Type-C端子から給電できる場合もあるだろう。

ライトの角度も自由に変えることができるが、個人的にはBenQのロゴが見える位置で固定しており、それ以降はほとんど動かしていない。
この位置であれば、ライトの光源自体が直接目に入りにくく、手元とモニター周辺を自然に照らしてくれる。

リモコンは無線式で、USB Type-Cによる充電に対応している。1か月以上使用しているが、今のところ充電は切れていない。もっとも、自動機能のおかげでリモコンを使う機会自体が少ないというのもある。
自動
BenQ ScreenBar Halo 2の最大の特徴ともいえるのが、人感センサーや自動調光といった自動機能だ。
まず、この商品には人感センサーが搭載されており、人の動きを感知して自動的にオン・オフが切り替わる。
一度設置して電源をオンにしておけば、その後は机の前に座るだけで勝手に点灯してくれる。離席したあとも、しばらくすると自動的に消灯するため、毎回スイッチを操作する必要がない。

人が目の前にいるのに突然消えるようなこともなく、椅子に座る頃には自然に点灯し、いなくなってから5分ほどで消えてくれる。
オン・オフを意識しなくていいというのは、想像以上に楽だ。
さらに、自動調光機能も搭載されている。

もちろん、好みの色温度や明るさに手動で調整することもできるが、自動調光を使えば、BenQ ScreenBar Halo 2が周囲の明るさに合わせて、光の色温度や明るさを調整してくれる。
人感センサーと自動調光。この2つの機能があることで、BenQ ScreenBar Halo 2は、意識することなく生活や仕事の中に溶け込んでいく。
以前、デスクの前に座ったとき、何か違和感を覚えたことがあった。
確認してみると、ケーブルが何らかのトラブルで抜けており、BenQ ScreenBar Halo 2が点灯していなかった。
この「違和感」をきちんと感じてしまうのが、BenQ ScreenBar Halo 2という製品だ。
すでに、ついていることが当たり前になっている。当たり前になっているからこそ、消えていると強烈な違和感が生まれる。
それほどまでに、なくてはならない存在になっている。
一度味わうと手放せない

先に値段を言ってしまうと、BenQ ScreenBar Halo 2は2万8,900円と、モニターライトの中でも高級機に入る。
モニターの上につけるライトに約3万円と聞けば、高いと感じる人が多いだろう。私も実際に使う前であれば、同じように感じていたと思う。
しかし、BenQ ScreenBar Halo 2を一度味わってしまうと、安価なモニターライトには戻りづらくなる。
人感センサー、自動調光、バックライトによる広範囲への照射、設置の手軽さ、細かい明るさや色温度の調整。
これらの機能が組み合わさることで、モニターライトを意識して使うのではなく、自然にデスク環境の一部として使えるようになる。
あるのとないのとでは大違いだ。
目の疲れ方に関しては個人差があるものの、私自身は暗い部屋でモニターを見る際の負担が抑えられているように感じた。
画面の見え方の違いも大きい。モニター周辺が適度に照らされることで、画面の「黒」がより引き締まって見えやすくなり、映像への没入感も高まりやすい。
暗い部屋でアニメを見たり、ゲームをしたりする。そんな人にこそ、ぜひBenQ ScreenBar Halo 2を試していただきたい。
映像への没入感を高めながら、目の負担も抑えやすくなる。そんな素晴らしいアイテムだ。
デスク上でプラモデル作りなどの細かい作業をする人にも向いているだろう。
もちろん、モニターに取り付けることが前提ではあるが、デスクライトとしても、間接照明としても役に立ってくれるのがBenQ ScreenBar Halo 2だ。
明かりに3万円近く出すのは、決断が必要な金額ではある。
しかし、1か月以上使った今では、その満足感には値段以上の価値があると感じている。
「さすがに3万円は……」と思う方には、バックライトはないものの、自動調光機能などを備えた「BenQ ScreenBar」という選択肢もある。
ただ、価格差が1万円少々であることを考えると、長く使うつもりであれば、BenQ ScreenBar Halo 2を選ぶのも十分にありだろう。
BenQ ScreenBar Halo 2の良さは、文章や写真、映像だけではなかなか伝わりにくい。実際に使った人にしか分からない「良さ」がある。
この記事を読んだあなたにも、その良さを実感する一員になっていただければ幸いだ。

